当事者的中学受験について思うこと 私のこと 小5の始めの頃に集団中学受験塾に入塾→小6の始めに辛くて退塾→小学校でのいじめ→小6の9月に個別塾駆け込み→2月受験→中高一貫中堅未満(四谷大塚で40未満)進学→担任と合わず退学直前→高校エスカレーター→大学受験(総合型私立文系日東駒専以上MARCH未満) 中学受験を「させる」のはやめろ 中学受験は私自身もやって最終的に良かったと思うけど、親から強制されるのは間違ってると感じてる。小学生とはいえ、自分自身で最終的には決めるべき。中学受験を「させる」親にはなりたくない。(自戒) そもそも、中学受験をして本人のその後の人生が幸せになるかどうかよく見極めたほうがいいと思う。実際に私も受験したとはいえ、中学生時代は決して楽しかったとは思ってないし、必ずしも受験がいい結果につながるとは限らない。中学受験はあくまで方法論であって目的ではない。 撤退する勇気と再トライする環境を 中学受験は撤退するときに、親or本人が「もう少し続けたい」ってなるけど、本人が辞めたいって言ったらすぐやめるべき。逆に親から見て身体症状が出てるようなら絶対にやめよう。いのち大事に。 受験から撤退して、回復したらそこからまた挑戦するのも全然OK。よく世間では撤退のことだけ報道されているが、もう一度走り出すことにも目を向けるべきであって、一度でも本人が中学受験をしたいと思っていたのであれば、再度受験をするための環境や選択肢を与える準備をしたほうがいいと思う。(できれば) 低学年からの塾よりも月1回の博物館通いを 低学年のうちは机に向かって勉強させるより、知的好奇心、やる気を育ててほしいと思う。博物館の展示を見て、「なぜ」などの疑問の下地を作ることで、その後の高学年以降の机に向かう勉強の時につながると考える。博物館通いが難しいなら、それこそ「ピタゴラスイッチ」見せるとかでもいいし、それも難しいなら親子で一緒に街を歩いてほしい。例えば街には多くの道路がある。そこから「なぜ」このような道路のつくりになっているんだろう?であったり、この道は昔の〇〇街道なんだよ。といった「疑問」「気づき」「発見」をすることで、勉強の価値が上がると思っている。机に向かうだけが勉強ではない。 模試の偏差値50は詐欺 中学受験の模試の偏差値50は相当すごいと思う。高校や大学受験の偏差値50とは別...